トルコの3Dバイオプリンターメーカー、米有名大などに製品供給

トルコの3Dバイオプリンターメーカー、アクソロートル・バイオシステムズ(AxolotlBiosystems)は先ごろ、同社の製品を米国などの研究機関に納入したことを明らかにした。納入先には米国のスタンフォード大のほか、マルマラ大学など国内の大学や研究機関が含まれる。同社の製品は生体組織を「生きたまま」作成できることが特長。

同社によると、当該の3Dバイオプリンターは独自技術を用いて細胞死の原因となる熱を制御する。2本のシリンジ(注射筒)により生きた組織とその他の物質の同時印刷が可能で、複雑な組織を作成することに適している。

納入先には両大学のほか、米ペンシルベニア州立大学、トルコのハチェテッペ大学、アチバデム大学、イスティニエ大学及びイズミル先端技術研究所などがある。

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