トルコ、今年の公共投資費653億リラに

トルコ政府は今年、公共投資に654億リラ(123億ドル)を支出する計画だ。分野別では運輸・通信、教育、エネルギーが多い。国有企業向けは138億リラ、地方自治体向け528億リラとなる。

政府投資プログラムに関する大統領令によると、全体の31%に当たる203億リラを運輸・通信分野に投資する。以下、教育(108億リラ)、エネルギー(98億1,000万リラ)、保健(50億リラ)、農業(49億リラ)、製造業(8億4,100万リラ)、住宅(4億500万リラ)、観光業(3億4,450万リラ)と続く。

企業・機関別で多いのは、石油パイプライン運営のボタシュ(37億リラ)、トルコ送電公社(TEIAS、19億9,000万リラ)、水利事業総局(DSI、11億2,000万リラ)、石油公社(TPAO、12億6,000万リラ)、鉱物資源探査・採掘総局(MTA、3億1,549万リラ)、発電公社(EUAS、1億6,826万リラ)などとなっている。

なお、同計画外の予算として、自治体のインフラ整備費に14億リラ、上下水道整備費に8億3,650万リラを支出する。(1TRY=20.86JPY)

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