樹脂フィルム製造の露KZPM、マイクロファイバー工場建設

ロシアの合成樹脂フィルムメーカーKZPMがマイクロファイバーの生産に乗り出す。新工場の建設地となるタタールスタン共和国中部のニジネカムスク市当局によると、投資額は約16億ルーブル(2,150万ユーロ)。約300人の雇用を創出する。

ニジネカムスクはKZPMの生産本拠地で、現在、産業用包装資材として使われる樹脂フィルムとコンパウンド(樹脂ペレット)を生産している。新工場の稼働開始時期や生産能力など詳細は明らかにしていないが、生産量の半分を輸出する考えだ。

KZPMは現在、11億ルーブルを投じて東シベリア地方のトボルスクに重包装袋(FFSフィルム)の新工場を建設している。2020年から従業員約60人体制で年間最高1万トンを生産する計画だ。(1RUB=1.69JPY)

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