独車部品大手ボッシュ、ハンガリー工場を強化

独自動車部品大手のロバート・ボッシュがハンガリー・ハトヴァン工場を強化する。シーヤールト外務貿易相が先ごろ明らかにしたもので、2020年末までに96億フォリント(3,030万ユーロ)を投じて新生産ラインを設置する・。投資額のうち12億フォリント(380万ユーロ)を政府助成で賄う。同工場は自動運転機能に必要な部品などを手がけている。

ボッシュグループはハンガリーに9子会社を持ち、自動車部品だけでなく産業技術、消費財、エネルギー・ビルディング技術の各事業を運営する。従業員数は1万5,000人弱と、外資系企業としてハンガリー最大の規模を誇る。

ハンガリーの5工場では自動車部品、電動アシスト自転車部品、産業向け製品、電動工具を製造する。2017年の同国売上高は2億4,400万フォリント(7億5,900万ユーロ)に上った。(1HUF=0.40JPY)

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