トルコの18年失業率11%、2ケタ台は3年連続

トルコ統計局(TUIK)が3月25日発表した2018年の失業率は前年比0.1ポイント増の11%となり、3年連続で2ケタ台の水準に悪化した。性別で見ると、男性は0.1ポイント増の9.5%、女性は0.2ポイント減の13.9%だった。

若年層(15~24歳)は0.5ポイント減の20.3%に改善した一方、就業年齢層(15~64歳)では0.1ポイント増の11.2%に悪化した。

労働参加率(LFPR)は0.4ポイント増の53.2%で、性別では男性72.7%、女性34.2%とそれぞれ0.2ポイント、0.6ポイント上昇した。就業率は0.3ポイント増の47.4%に拡大した。性別では、男性は0.1ポイント増の65.7%、女性は0.5ポイント増の29.4%だった。

就業者数は2,873万8,000人で、前年を54万9,000人上回った。業種別の内訳は農業が18.4%、鉱工業が19.7%、建設業が6.9%、サービス業が54.9%だった。

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