自動車用ランプの常州星宇、セルビアに工場設置

中国の自動車用ランプメーカー、常州星宇車灯がセルビア南部のニシュに工場を新設する。投資額は5,000万ユーロ。来年に着工する予定だ。最大1,000人の雇用創出が見込まれる。

新工場は、BMW、フォルクスワーゲン（VW）、アウディ、プジョー、ルノー、オペルなどが運営するドイツ、フランス、スロバキアの各工場へ製品を出荷する。

星宇はヘッドランプ、テールランプ、フォグランプ、ブレーキランプ、ウィンカーなどの自動車用ランプの製造を手がける。中国、日本、ドイツの5工場で5,000人弱を雇用している。

なお、セルビアでは河北鋼鉄（HBIS）がスメデレヴォ製鉄所を運営するほか、山東玲瓏（リンロンタイヤ）が2021年、中国企業として初の欧州タイヤ工場を北部のズレニャニン自由貿易区で稼働させる計画だ。