アゼルバイジャン西部にあるギャンジャ自動車工場でこのほど、ベラルーシの電動輸送機器大手ベルコムンマシュ(BelkommunMash)の電気バス「E-321」の組み立てラインが稼働を開始した。ベラルーシ国営通信社ベルタが15日報じたもので、年間で150台の生産を予定する。
「E-321」は乗車定員が最大83人で、最高時速は60キロメートル、バッテリー充電時間は6分。ベルコムンマシュはアゼルバイジャンの公共交通の排出削減に協力するため、首都バクーに連接電気バス「E433」をすでに供給しているが、今後、受注全体の30~40%を現地で組み立てる計画だ。
ギャンジャ自動車工場はすでにトラック大手のミンスク自動車工場(MAZ)やミンスクトラクター工場(MTP)などのベラルーシメーカーと生産提携をしている。