ハンガリー2-4月失業率3.5%、前期から改善

ハンガリー中央統計局(KSH)が5月29日発表した2-4月期の失業率は3.5%となり、前期から0.1ポイント改善した。前年同期比では0.3ポイントの改善。15~74歳の失業者数は16万2,400人で、前年同期から1万4,600人減少した。

年齢別では15~24歳の若年層の失業率が10.8%と依然高く、25~54歳の働き盛り世代は3.1%、55~74歳の高年齢層は2.2%だった。失業率の増減幅は、15~24歳が前年同期比で1.2ポイント増加、25~54歳と55~74歳はそれぞれ0.5ポイント、0.3ポイント減少した。

平均失業期間は14カ月で、失業期間が1年以上の長期失業者は全体の36.8%を占めた。

4月末時点の求職者数は26万2,000人で、前年4月末を1.4%下回った。