オーストリア航空機部品FACC、クロアチアに工場を計画

オーストリアの航空機部品メーカー、フィッシャー・アドバンスト・コンポジット・コンポーネント(FACC)がクロアチアに工場設置を計画している。投資額は3,300万ユーロ。内装部品とエンジン部品を生産し、エアバス、ボーイング、ボンバルディア、ロールスロイスなどの大手メーカーに供給する予定。

30日付の南東欧英語紙『SeeNews』によると、FACCはすでに首都ザグレブ近郊のヤコヴィエにある工業団地に13ヘクタールの土地を取得した。現在、建築許可を申請中で、2020年末頃の完成と翌年からの生産開始を見込む。新規雇用は600人。

FACCは従業員3,400人で、世界13カ所に拠点を持つ。中国の国営航空機メーカー、中国航空工業集団公司(AVIC)が55.5%を出資している。

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