独電機大手シーメンスは先ごろ、ウズベキスタンと韓国合弁のガス化学企業ウズコル・ガスケミカル(Uz-Kor Gas Chemical)と、ガス化学コンプレックス「Ustyurt GCC」のガスタービンの長期メンテナンス契約を結んだ。ウズベキスタンの首都タシケントで行われた調印式にはドイツのシュタインマイヤー大統領も同席した。
シーメンスは今回、期間14年の保守契約を結んだ。対象となるのはガスタービン「SGT-400」と「SGT-700」、および蒸気タービンの「SST-600」。同社はまた、現地企業UzKhimMashと合弁で運営するサービスセンター「UNGM-DR」の能力拡張と併せ、サービス要員の研修施設も開設する。
Ustyurt GCCはウズベキスタン西部のカラカルパクスタン共和国で2016年に開所した。韓国のサムスン・エンジニアリングと現代エンジニアリングが設備の大半を設置し、シーメンスは上記のタービンを供給した。