Infineon:ウクライナのヴィンニツャ市、公共交通チケットを電子化

ウクライナ中部のヴィンニツャ市が、市内交通の電子切符導入にあたり、公共交通アプリケーション向けセキュリティ規格「サイパース(CIPURSE)」をベースにしたソリューションを採用する。この夏から電子切符として非接触型ICカードを導入し、路面電車・バスの乗車で使えるようにする。将来的には同カードで決済も可能になる。

「サイパース」は独半導体大手インフィニオンなどが参加するOSPTアライアンスが定めたオープン規格だ、ヴィンニツャ市のプロジェクトでは、インフィニオンがスマートカード用のICチップを、チェコのミクロエレクトロニカが読み取り機を納入する。また、ウクライナのシンボル・トランスポートがアプリケーションの統合作業を担当する。

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