エストニアの配車サービス大手ボルトが11日、ロンドンでの営業を開始した。サービスの対象地域は大ロンドン(グレーターロンドン)全体で、市内および近郊にある4つの空港が含まれる。同社は24時間のサポート体制などで利用者の安全性を高め、競合するウーバーなどに対抗する方針だ。
ボルトのビリグ最高経営責任者(CEO)は、大都市のロンドンでは規制当局を含め安全性に重点が置かれているとし、他社との差別化を強調した。同社は安全策の一環として、利用客とドライバー間に緊急事態が発生した際に利用できる「パニックボタン」をアプリに装備する。
ボルトは現在世界30カ国以上で事業を行っている。