スウェーデンの電気通信設備大手エリクソンと、ルーマニア電気通信サービス事業者RCS
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FRDSは6月27日、ルーマニアで初の第5世代(5G)通信サービスをブカレストで商業稼働したと発表した。年末までにブダペストの特定エリアのほか、他の大都市でサービスを開始する予定だ。
5G網の構築では、既存の第4世代(4G)通信網をベースとする非スタンドアローン(NSA)モードを採用した。これにより、5Gサービスエリア外では4Gを従来通り利用できるようにした。今後数週間でブカレストとクルジュ・ナポカで設備の稼働を進めていく。
RCS
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RDSは蘭デジ(DIGI)・コミュニケーションズのルーマニア子会社。デジは同国のほか、ハンガリー、スペイン、イタリアで固定・移動通信サービスを提供している。