Solaris:タリン市のCNGバス100台入札、ポーランド・ソラリスが落札

エストニアのタリン市営交通会社タリンナ・リンナトランスポルディAS(TLT)は先ごろ、圧縮天然ガス(CNG)燃料のバス導入に向けた入札で、ポーランドのバス製造大手ソラリスが落札したと発表した。ソラリスはCNGバス100台を納入する。100台の追加オプション契約を含めた落札価格は2,696万ユーロ。入札にはスウェーデン商用車大手スカニアの現地子会社も2,862万ユーロで応札したが、保守・点検費用が不明瞭のため無効とされた。

TLTのボロディッチ代表によると、CNGバスの導入により燃料代を30%、金額にして年200万ユーロを節約できる。100台の内訳は連節バス60台と通常バス40台。来年の夏から現行のディーゼル車両と順次置き換えていく。

ソラリスは2018年9月以来、スペインの鉄道車両製造大手CAFの傘下にある。

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