ハンガリー中央統計局(KSH)がこのほど発表した7-9月期の失業率は3.5%となり、前期から0.1ポイント悪化した。前年同期比では0.4ポイントの改善。15~74歳の失業者数は16万2,500人で、前年同期から1万5,700人減少した。
失業率を年齢別にみると、25~54歳の働き盛り世代は3%、55~74歳の高年齢層は2.2%で、15~24歳の若年層では前月から1.1ポイント拡大して11.4%に悪化した。失業率の増減幅を前年同期比で見ると、25~54歳と55~74歳はそれぞれ0.4ポイント、0.5ポイント減少した。15~24歳では0.7ポイント増加した。
平均失業期間は12.4カ月で、失業期間が1年以上の長期失業者は全体の34.1%を占めた。
9月末時点の求職者数は24万3,000人で、前年9月末を3.1%下回った。