中国通信モジュール大手クエクテル、セルビアにR&D拠点

中国の通信モジュール製造最大手クエクテル・ワイヤレスソリューションズ(Quectel)は12日、セルビアの首都ベオグラードに研究開発(R&D)センターを設置すると発表した。欧州における同社の開発拠点として整備する。2020年1~3月期の本格稼働を目指す。

新R&Dセンターは、主要顧客に対するモノのインターネット(IoT)機器向けモジュールの設計、ソフトウェアのカスタマイズ、システムやサービスに必要なアプリケーション機能の開発を行う。本国のR&D部門と共同で開発に取り組む。

クエクテルは2010年の設立で、

上海に本社を構える。携帯電話や全世界衛星測位システム(GNSS)などのモジュールおよびソリューションの世界大手で、IoT/M2M(機械間通信)市場を中心に急成長している。従業員は約1,500人。

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