ロシア北東部のサハ共和国で、総工費830億ルーブル(13億ドル)を投じたレナ川架橋工事が計画されている。プーチン大統領がニコラエフ同共和国首長の連邦助成申請を受けて、政府に具体的な検討を命じたもので、順調に進めば2025年に完工する予定だ。
今回の架橋工事は、交通の便の悪いヤクーツク市を連邦道路網に接続するのが目的だ。レナ橋は連邦道A360号線を構成する橋となる。全長は3キロメートルで、付近の道路整備を含めた総工費は推定830億ルーブル。うち約65%を中央政府が担い、残りは民間投資でまかなう。完工後、乗用車は無料で橋を利用できるが、トラックは有料となる。(1RUB=1.70JPY)