蘭通信大手デジ、ルーマニア同業と通信網利用で提携

オランダ通信大手デジ(DIGI)・コミュニケーションズは先ごろ、ルーマニア子会社で通信・ケーブルテレビ事業を展開するRCS&RDSが、国内同業のデジタル・ケーブル・システムズ(DCS)、ATTPテレコミュニケーションズとケーブルネットワークの利用に関する協力協定を結んだと発表した。期間は3年で、契約金額は7,700万ユーロ。RCS&RDSは今後、DCSとATTPのネットワークを介して54万世帯に通信サービスを提供していく。

RCS&RDSの提供サービスにはインターネット通信やケーブルテレビ、固定電話及び携帯電話サービスが含まれる。

ルーマニアの実業家ゾルタン・テサリ氏が保有するデジ社はルーマニアとハンガリーで有料テレビや通信サービス関連事業を行っている。RCS&RDSはスペインとイタリアのルーマニア系住民に対し、格安SIMブランド「MVNO」として携帯通信サービスを提供している。

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