ポーランド石油大手オルレン、燃料電池列車の開発でPESAと提携

ポーランド石油大手PKNオルレンと鉄道車両メーカーのPESAはこのほど、水素燃料電池を動力とする車両を共同開発することで基本合意した。開発から試験を経て商業化に至るまで一貫して提携する。旅客・貨物車両の双方が対象となる。

オルレンのオバイテク社長は、自社も他社と同じく再生可能エネルギーへの転換に備えて行動を起こしていると話し、非従来型燃料の供給に必要なインフラを含め、再可エネ関連事業に投資していることに触れた。その関連で、トシェブニツァ拠点に水素精製プラントを設置する計画に言及した。同プラントは2021年に稼働し、機関車を含む車両用燃料を生産する予定だ。

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