2019/12/18

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

アルセロールミタル、フネドアラ製鉄所を一時操業停止に

この記事の要約

鉄鋼世界最大手アルセロール・ミタルは11日、ルーマニア西部のフネドアラ製鉄所の操業を今月1日に停止したと発表した。

フネドアラ製鉄所は電気炉を採用しているため、エネルギーコストは大きな負担で、欧州市場で需要が冷え込む中、低価格の輸入品に対する競争力が激減している。

アルセロール・ミタルは2004年、ガラツィ製鉄所を買収しルーマニアに進出した。

鉄鋼世界最大手のアルセロール・ミタル(ルクセンブルク)は11日、ルーマニア西部のフネドアラ製鉄所の操業を今月1日に停止したと発表した。国内のガス・電力価格の高騰と市場環境の悪化が理由で、暫定的な...