ポーランド中央統計局が22日発表した2019年12月の鉱工業生産指数は前年同月比で3.8%上昇し、上げ幅は前月の1.4%から2.4ポイント拡大した。同指数の上昇は4カ月連続。製造業が前月の0.2%増から3.8%増に拡大して全体を押し上げた。
鉱工業全34業種のうち24業種でプラスとなった。上げ幅が最も大きかったのは「その他の輸送機械・器具」(41.5%増)で、「機械・設備」(10%増)、「電気設備」(9.9%増)、「コンピューター・電子・光学機器」(8.8%増)、「金属製品」(7%増)、「非金属鉱物製品」(6.3%増)も好調だった。
低下幅が特に大きかったのは「コークス・石油精製品」(15%減)。このほか「繊維」(5.6%減)、「石炭・褐炭」(5%減)、「ベースメタル」(4.4%減)も振るわなかった。
財別では資本財が6.1%、非耐久消費財が4.6%、耐久消費財が4.2%、中間財が3.1%上昇した。エネルギーは2.5%低下した。