カザフスタンの2019年の自動車生産台数は5万台を超え、うち2,700台が輸出された。国内市場に占める国産車のシェアは前年の49%から59%に拡大。上位5ブランドのうち4ブランドが国産だった。
今年は国内では新たに10モデルの生産が開始される。アルマトイで韓国現代自動車が年産能力4万5,000台の工場を開所することから、短期的に生産台数が10万台へ増加すると見込まれている。うち1万~1万5,000台をロシア、キルギス、ウズベキスタン、タジキスタン、ベラルーシ、アゼルバイジャンなどへ輸出する計画だ。
なお、1月28日にはカザフスタン貿易保険がウズベキスタン国営自動車メーカーのウズアフトサノアートと提携協定を結んだ。カザフスタンのサリャルカアフトプロムとウズベキスタンのウズオートモータースも部品供給で合意を結んだ。