2020/2/12

自動車

日産がロシア工場の操業停止を検討、中国からの部品調達に懸念

この記事の要約

新型コロナウイルスの感染拡大で、中国から調達する部品が不足する可能性があるためだ。

今月17日までに中国提携先で生産が再開されなければ、来月、一時的にサンクトペテルブルグ工場の操業を止めるかもしれないという。

日産は一方で、「現時点では全部品とも在庫十分であり、通常操業している」と強調した。

日産自動車がロシア・サンクトペテルブルグ工場の操業停止を検討している。新型コロナウイルスの感染拡大で、中国から調達する部品が不足する可能性があるためだ。今月17日までに中国提携先で生産が再開されなければ、来月、一時的にサンクトペテルブルグ工場の操業を止めるかもしれないという。

日産は一方で、「現時点では全部品とも在庫十分であり、通常操業している」と強調した。

ロシア商用車大手のカマズも、中国など国外から部品が調達できない場合には、「生産計画を見直す必要が生ずるかもしれない」とコメントを出している。