VWやPSAなど、中東欧の工場操業を停止

新型コロナウイルスの感染が広がる中、中東欧でも自動車工場が操業停止に踏み切っている。

スロバキア政府は16日、独フォルクスワーゲン(VW)が数日内に同国のブラチスラバ、マルティン、ストゥパヴァの3工場の操業を停止すると発表した。

仏PSAは27日まで欧州の全工場の運営を休止する。スロバキアのトルナバとポーランドのグリヴィツェの両拠点も19日から停止することになる。

フィアット・クライスラー・オートモビルズ(FCA)はポーランドのティヒ工場とセルビアのクラグイエヴァツ工場で休業する。

スロバキアにある起亜自動車のジリナ工場と、ジャガー・ランドローバー(JLR)のニトラ工場、チェコのTPCA、シュコダ自動車、現代自動車については16日時点で操業停止の情報はない。ただ、シュコダ自と現代自では感染拡大を防ぐため、労働組合が14日間の休業を要求している。

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