2020/4/1

総合 - 東欧経済ニュース

チェコ中銀が2週間で2度目の利下げ、政策金利1%に

この記事の要約

中銀は16日に0.5ポイントの利下げを実施したばかり。

新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、経済を守るため一層の金融緩和に踏み切った。

インフレ率は2月に3.6%まで上昇し、4カ月連続で中銀目標の上限(3%)を上回っているが、中銀は新型コロナの蔓延で経済活動が強く制限されていることから、自然に低下すると判断。

チェコ中央銀行は3月26日の緊急理事会で、主要政策金利である14日物レポ金利を0.75ポイント引き下げ、1%に設定した。中銀は16日に0.5ポイントの利下げを実施したばかり。新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、経済を守るため一層の金融緩和に踏み切った。

中銀は新型コロナの影響がまだ目立っていなかった今年2月、インフレ率の抑制に向けて2017年8月以降で9回目となる利上げを行った。インフレ率は2月に3.6%まで上昇し、4カ月連続で中銀目標の上限(3%)を上回っているが、中銀は新型コロナの蔓延で経済活動が強く制限されていることから、自然に低下すると判断。従来の金融引き締めから緩和政策へと転換した。

中銀は声明で、経済活動の大幅な悪化は金融機関の融資能力に悪影響を及ぼすと指摘。金融セクターにおける資金の流動性を確保するため、必要に応じてさらなる利下げを行う用意があることを明らかにした。