ポーランド化学大手アゾティ、「ポリツェ」プロジェクトで融資契約

ポーランド化学大手グルパ・アゾティはこのほど、同国北西部のポリツェに建設を予定しているポリプロピレン製造施設に関する融資契約を結んだことを明らかにした。プラント建設工事を請け負う韓国の現代エンジニアリングによると、同社と政府系投資機関である韓国海外インフラ都市開発公社からなる韓国勢のほか、アゾティに加えポーランドの石油精製大手ロトスが資金を供給する予定。総投資額は約15億ユーロ以上に上る予定。

2日に現地を訪れたドゥダ大統領は、同施設では直接雇用だけで400人の雇用が生まれると述べた。

プラントの完成は2022年末となる見通し。完成後はポリプロピレンが年間40万トン生産される予定。

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