チェコ統計局(CSU)が2日発表した2020年1-3月期(第1四半期)の国内総生産(GDP)は実質ベースで前期比3.3%減となり、速報値(5月20日)の3.6%減から0.3ポイント上方修正された。前年同期比も2.2%減から2%減に引き上げられた。
項目別にみると、個人消費が前期から0.2%減少した一方、政府支出は5.2%増え、最終消費支出は0.2%増加した。固定資本形成は9.7%減り、総資本形成は14.6%減少した。輸出は2.6%、輸入は3.5%それぞれ減少した。
前年同期比では個人消費が横ばい、政府支出は7.1%増となり、最終消費支出は2.1%伸びた。総資本形成は2.1%増加。輸出の縮小率は2.4%で、輸入の2.1%を上回った。