チェコ上院議長、8月に台湾訪問へ

チェコのヴィストルジル上院議長が、8月末に経済使節団を率いて台湾を訪問する予定だ。今年1月に急逝したクベラ前議長の遺志を継ぐもので、チェコと中国との関係が緊張を増すのは不可避とみられる。

在プラハ中国大使館は上院議長の訪台を「中国の主権・領土の保全を脅かすもの」と非難。「外交規範に反し、両国間の提携のよって立つ基盤を崩す」と警告した。

チェコは台湾を中国の不可分の領土とする「一つの中国」の原則を認める一方、経済・科学分野を中心に台湾と非公式な関係を結んでいる。

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