ポーランド5月インフレ率2.9%、3カ月連続で低下

ポーランド中央統計局(GUS)が15日発表した5月の消費者物価指数は前年同月比で2.9%上昇し、上げ幅は前月から0.5ポイント縮小した。インフレ率の低下は3カ月連続。今年2月(4.7%)からの下げ幅は計1.8ポイントに上る。

構成比重の大きい「食品・非アルコール飲料」が前月から1.2ポイント減の6.2%に縮小したほか、「運輸」はマイナス幅が前月の9.9%から12.8%に拡大して全体を強く押し下げた。上げ幅が大きかったのは、「外食・宿泊」(6%)、「医療」(5.5%)、「教育」(4.8%)、「アルコール飲料・たばこ」(4.5%)。「住居・水道光熱費」は7.5%で横ばいだった。「衣類・靴」は4.2%減少した。

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