ロシア、カザフに新型コロナのワクチン供給

ロシア政府系ファンドのロシア直接投資基金(RDIF)はこのほど、同国で開発された新型コロナウイルス用ワクチン「スプートニクV」をカザフスタンに供給することで同国政府と合意したことを明らかにした。RDIFのドイトリエフ総裁によると、当初は200万人分を供給し、必要に応じ500万人分まで増やす予定だ。

RDIFは同ワクチンの供給に向け、カザフスタンの製薬企業SKファーマシーと交渉を行っていた。

スプートニクVはロシアが世界に先駆けて開発したコロナウイルス向けワクチン。今年7月に治験が実施されているものの、安全性や効果を疑問視する声は多い。

上部へスクロール