シュコダ自のデジタル事業、MaaSで私鉄と提携

シュコダ自動車グループでデジタル事業開発を担当するシュコダ・オート・デジラボは7日、チェコの民間鉄道・バス会社であるレギオジェットと提携すると発表した。公共交通機関と個別移動手段を組み合わせるMaaS(Mobility as a Service)構築の一環だ。

今回の提携で、レギオジェットが定期運行する鉄道・バスの乗客は、デジラボの運営する電動スクーターのレンタルサービス「ビーライダー(BeRider)」の利用登録時に60分間無料の特典が得られる。また、個人間(P2P)カーシェアリングサービス「ホッピーゴー」では登録時に500コルナ分のポイントがもらえる。

さらに、デジラボがプラハで運営するMaaS「シティムーブ」にレギオジェットを組み込む。

デジラボでは、「シティムーブ」の狙いを「自家用車なしで簡便に移動したいという消費者のニーズを満たすため」と説明する。「シティムーブ」を使うと、バス、トラム、地下鉄などの公共交通機関や、電動スクーター・自転車のレンタル、タクシー、配車サービスの予約・手配・決済を一括して済ませられる。

上部へスクロール