ロシアと韓国、共同投資資金開設へ/韓国ではコロナワクチンを生産

ロシア直接投資基金(RDIF)のプリマク理事は22日、「ロシアと韓国による共同投資基金の設置が数カ月以内に実現するかもしれない」との見通しを明らかにした。昨年9月の合意に基づくもので、中小規模の投資や両国合弁プロジェクトへの投資を支援する狙い。RDIFは、水素エネルギー、モビリティー、ハイテク、IT、機械工学などの分野で将来性のあるプロジェクトを見出していく姿勢だ。

なお、ドミトリエフCEO(最高経営責任者)は先ごろ、国内テレビ局の取材に対し、ロシアが開発した新型コロナワクチン「スプートニク5」を韓国で生産する方向で、交渉が最終段階に入っている事実を明かした。提携先となる韓国の製薬2社が当局の承認を得られれば、11月にも製造が始まるという。

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