スズキのハンガリー子会社マジャールスズキはこのほど、ハンガリー市場における同社の2020年の乗用車販売が1万4,783(市場シェア:11.55%)となり、2016年から5年連続で国内首位を堅持したと発表した。同国の調査会社データハウスによると、同国の2020年通期の乗用車販売は全体で12万8,031台だった。
モデル別では、スズキがハンガリー工場で生産しているSUV「ビターラ」が6,882台で、SUVセグメントで首位となった。同じくハンガリー工場で生産しているクロスオーバータイプの小型車「SX4 Sクロス」は5,578台で、乗用車販売全体で2位にランクインした。
ハンガリーに輸入しているモデルでは、「スウィフト」が1,401台、「イグニス」が618台、「ジムニー」が194台だった。
欧州市場で輸入販売を開始した新型ハイブリッド車2モデルでは、SUV「アクロス」35台とステーションワゴン「スウェイス」74台をハンガリー市場で試験販売(プレセールス)した。両モデルは2021年1月からハンガリーで本格的な販売を開始する。