シュコダ自のカーシェアリング・サービス、順調に成長

チェコのシュコダ自動車は1日、独自開発のカーシェアリング・プラットフォーム「ホッピーゴー(HoppyGo)」が昨年、順調な成長ぶりを示したと発表した。新型コロナの流行を受け、安全な移動手段として自動車の需要が拡大したのが追い風となった。

ホッピーゴーは、自家用車を貸したい人と借りたい人をスマホアプリやネットブラウザを通じてマッチングし、料金の決済ができるサービスで、シュコダ自のデジタル事業デジラボが開発・運営する。昨年は貸出日数が81%、登録ユーザー数が52%、登録車両数が31%、それぞれ拡大。チェコ国内のユーザー数は10万人を突破した。

シュコダ自によると、昨春のコロナ流行第一波では、救援団体や地方自治体、ボランティアを対象に無料でホッピーゴーを利用できるようにした。任意で提供された登録車と自社の車両を合わせて200台強が活躍したという。

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