ポリマー樹脂加工の独レーハウは15日、1,000万ユーロを投じてルーマニア中部のシビウに地域ハブ拠点を設置すると発表した。生産・サービス・物流能力を引き上げ、ルーマニアおよび東欧事業を強化する狙い。ハブ拠点開設と同時に、トゥナリとアパヒダに構える事務所をブカレストとクルージュ・ナポカに移転することも計画している。2022年の完了を見込む。
レーハウはポリマー樹脂製の建材や自動車部品を手がける。グループの年商は約35億ユーロ。世界170拠点でおよそ2万人を雇用する。ルーマニアには25年前に進出し、2019年に4,400万ユーロの売上高を計上した。