独自動車部品大手ボッシュがハンガリーにシェアードサービスセンター(SSC)を設置する。現地MTI通信が13日に報じた。シーヤールト外務貿易相によると、投資額60億フォリント(1,670万ユーロ)のうち21億フォリントを政府が助成する。SSCが設置されるのはブダペスト近郊のベセーシュで、225人を雇用する予定。
SSCはグループ企業の管理業務を集約してコストの削減や効率の向上を図るもので、ハンガリーのSSCは同国を含む近隣5カ国にある事業所の人事関連業務を行う。ボッシュのハンガリー事業の従業員数は1万5,000人。
同相によると、ハンガリーには同様のSSCが計131設置されている。従事する人数は約6万4,000人で、そのうち81%が大学の学位を所持している。(1HUF=0.36JPY)