シュコダの新型EV「エンヤクiV」、ユーロNCAPで5つ星獲得

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は14日、同社の新型電動SUV「エンヤクiV」が欧州の新車衝突安全テスト「ユーロNCAP」で最高評価の5つ星を獲得したと発表した。特に車内の安全性の高さが評価された。

NCAPによる評価は、成人乗員保護性能が94%、子供乗員保護性能は89%だった。これは同試験の評価基準が2020年に引き上げられて以降、過去最高の数字。

「エンヤクiV」はVWグループの電気自動車(EV)専用プラットフォーム「MEB」を採用。前部座席の中央にもエアバッグを装備しているほか、衝突警報装置や衝突回避装置を備えている。また長距離走行時のドライバー補助機能、車間距離保持並びに車線維持機能などが搭載されている。

NCAPによる試験でシュコダ車は過去に、4ドアハッチバック「オクタビア」、コンパクトモデル「スカラ」、SUV「コディアク」、「カロク」及び「カミク」が5つ星を取得している。

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