後発医薬品のテバ、ブルガリア生産能力を拡大

●年産能力は8億錠/カプセル強に拡大

●独ウルム、西サラゴサの拠点でも生産能力を強化

後発医薬品の世界的大手であるイスラエルのテバ・ファーマシューティカル・インダストリーズが、ブルガリアにおける生産能力を強化する。西部のドゥプニツァ拠点に4,200万米ドル(3,500万ユーロ)を追加投資し、新工場棟を建設する。当局の承認を経て、2023年末に稼働する予定だ。

新工場棟が稼働すると、ドゥプニツァにおける年産能力は8億錠/カプセル強、拡大する。およそ70人を新規雇用する計画だ。

今回の投資は欧州市場を対象とする5カ年計画の一環。ほかには独ウルムのバイオ医薬品生産センター、スペイン・サラゴサ工場の生産能力強化を進めている。

テバはブルガリアでバルカンファーマ・ドゥプニツァとバルカンファーマ・トロヤンの2子会社を運営する。

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