●ペーチ、レーチャーグ両工場を増強
●同社はハンガリーで30年に渡りコンプレッサーなどを生産
自動車の熱・エネルギー管理システムを手がける韓国のハノン・システムズはこのほど、ハンガリー南部ペーチの新工場の建設と、北部レーチャーグ工場の改修工事を終え、稼働を開始したと発表した。
ペーチの新工場は施設面積が2万2,464平方メートルで、冷却系統の部品を生産する。成型、溶接、曲げ加工、組み立てなどの工程のほか、空調システムの試験も行う。従業員数は300人。
レーチャーグ工場ではコンプレッサー向けのアルミダイカスト部品を増産するため施設面積を4.500平方メートル増床し、横型ダイカスト機を導入した。同工場では150人以上が従事する。
ハノンは同国中部のセーケシュフェヘールバールにも工場を持ち、コンプレッサーと冷却システムを30年にわたり生産している。