●中南米8カ国向けに、23年にかけて納入
●UAVラタムは中南米のドローン運営最大手
ロシアのカラシニコフグループの無人航空機メーカーであるザラエアロ(ZALA Aero)は15日、パナマのドローンサービス企業UAVラタム(Latam)からドローンシステムを7セット受注したことを明らかにした。UAVラタムが事業所を持つ中南米8カ国向けで、2022年から23年にかけて納入する予定だ。
ザラエアロはドローン操縦訓練センターの建設でもUAVラタムを支援する。シミュレーターや仮想現実(VR)技術を提供する予定だ。また、両社は人工知能(AI)技術センターの設置計画でも提携する。センターではデータの加工・分析を行う。
タス通信によると、UAVラタムは中南米のドローン運営最大手。ペルー事業では2017年以来、ザラエアロ製のドローンシステムを運用している。