フォード・オトサン、電動バイクを新発売

●グループ内ベンチャーが開発

●二輪と三輪の2モデルを発売

トルコのコチ・ホールディングと米フォードの合弁会社であるフォード・オトサンは11月26日、完全電動のバイクとトライク(3輪バイク)を発売した。開発したのはグループ内のベンチャー企業ラクン・モビリティ・テクノロジー・アンド・トレードで、まずは法人に照準を合わせてリース・販売攻勢をかける。将来的には個人顧客にも対象を広げる。

発売したのは二輪仕様の「ラクン・プロ2」と三輪仕様の「ラクン・プロ3」の2モデルで、プラグイン充電が可能な容量5キロワット時(kWh)のバッテリーを備える。フォード・オトサンのハイダル・イェニギュン社長は開発の経緯について、「電動車・商用車生産で培った弊社のノウハウを活かし、顧客の求める、環境に優しい配達用途の二輪・三輪車の実現に取り組んだ」と語った。

ラクン・モビリティは、車輪の数が4輪未満の超小型モビリティ分野で新しいサービスを幅広く提供していくことを狙っている。

上部へスクロール