「サービスとしての銀行業(BaaS※)」ソリューションを開発提供している。従来は金融機関のみが提供できた種類のサービスを、外部のシステムに組み込み可能なモジュール化することで、銀行業とは畑違いの企業が自社サービスに決済や送金、融資などの金融サービスを実装できるようにする。このほど行ったシード前ラウンドでは100万ドルを調達した。資金は優秀な人材の登用と市場拡大、販促・企業提携強化に振り向ける。
スタッフ数5人の同社は今年設立されたばかり。最高経営責任者(CEO)兼共同創設者のバブナスビリ氏は自社のソリューションについて、「例えば欧州全土にドライバーを抱える物流企業の場合、自前の口座を開設することで給与の支払いを簡素化できる」とメリットを述べる。
今回のラウンドを主導したライトハウス・ベンチャーズ(チェコ)は「BaaSはフィンテックの次の段階であり、世界のほぼすべてのビジネスに影響を与えうる」としたうえで、「Kernolabのソリューションには、次代のフィンテックへの移行をシームレスに実現するポテンシャルがあり、フィンテック導入を考える全ての企業が同社と提携する可能性がある」と評価している。
※BaaS:Banking as a Serviceの略。銀行の機能やサービスを外部のシステムに組み込めるようにモジュール化し、金融機関以外の企業が自社のサービスに取り込めるようにしたもの。ベースとなる銀行のシステムとはAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)などでつなぐ。
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