シュコダ新型「ファビア」、ユーロNCAPで5つ星獲得

●総合安全性評価は78%し、最も安全なコンパクトカーの仲間入り

●第4世代の「ファビア」はグローバルプラットフォーム「MQB-A0」を採用

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は8日、今夏に発売したコンパクトモデル「ファビア」の新モデルが欧州の新車衝突安全テスト「ユーロNCAP」で最高評価の5つ星を獲得したと発表した。総合安全性評価が78%に達し、最も安全なコンパクトカーの仲間入りを果たした。

第4世代となる新型「ファビア」にはVWグループの小型車用グローバルプラットフォーム「MQB-A0」が初めて採用された。ボディの強度が高まるとともに、上位クラスの安全装備や車間距離制御装置などのドライバー補助システムも数多く導入され、安全性がさらに向上した。

NCAPの成人乗員保護性能は85%、子供乗員保護性能は81%に達した。エアバッグを最大9個装備し、オプションとして運転席膝用エアバッグと後部座席サイドエアバッグも提供する。助手席と後部座席には国際標準規格ISOFIXに準拠したチャイルドシート固定システムを標準装備している。

シュコダでは2008年以降、4ドアハッチバック「オクタビア」、SUV「コディアック」、「カロク」、「カミク」、電動SUV「エンヤクiV」などNCAPを受けた14モデル全てが5つ星を獲得している。