●電動バス10台の導入と関連設備の整備を計画
●融資はEBRDの「グリーン都市事業」の第2弾として実施
欧州復興開発銀行(EBRD)は7日、セルビア北部ノビサドの電動バス調達に対し800万ユーロを融資すると発表した。同調達は市街の大気汚染の改善などを目的とするもので、電動バス10台の導入と関連設備の整備を計画している。
セルビア第2の都市であるノビサドは従来のディーゼルバスを電動バスと入れ替え、二酸化炭素(CO2)排出量を25%削減することを目指している。
今回の融資はEBRDの「グリーン都市事業」の第2弾として実施される。ノビサドは既に同事業を通して29台のバスを導入しており、今年3月から運用を開始している。EBRDはまた、入札業務や環境に関連する管理業務の支援も行う予定。
同市は現在、政策目標や投資の優先順位を示した「グリーン都市行動計画」の来年発表を目指し、策定作業を進めている。