印エンジアリングサービスのLTTS、クラクフに拠点設置へ

●米国のティア1サプライヤーとの提携を受けたもの

●クラクフでは電動車分野の研究開発を行う

インド複合企業ラーセン・アンド・トゥブロ(L&T)の子会社で、エンジニアリング・サービスを手掛けるL&Tテクノロジー・サービシズ(LTTS)は18日、米国の自動車部品メーカー(ティア1)から電動車(EV)分野のエンジニアリング提携パートナーに選ばれたと発表した。契約期間は5年、取引額は4,500万米ドルに上る。

LTTSは今回の契約を受け、ポーランドのクラクフにエンジニアリング開発研究(ER&D)センターを開設する。今後3年以内に従業員300人強を配置する計画だ。西欧・北米顧客へのサービス拠点と位置付ける。

LTTSのアミット・チャダ(Chadha)最高経営責任者(CEO)は、「弊社はEV、自動運転、コネクテッドビークル部門(EACV)を将来性のある6分野の1つとみて、大きな投資をしてきた。今回の受注はこれが正しかったことを証明するもの」とコメントしている。

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