●投資額500万ドルをもとに日本などでの事業を加速
●両社は昨年春に事業提携で合意
イスラエルのアクエリアス・エンジンズは1日、エンジン部品大手のTPRから500万米ドルの追加投資を受け入れたと発表した。この資金を活用して、日本などにおけるエンジン開発・製造・供給を加速させる。
両社は昨年春に事業提携で合意した。現在も、◇TPRによるアクエリアス日本子会社への追加投資◇アクエリアスエンジン製造のTPRへの委託――で交渉中だ。
アクエリアスは2014年の創業。小型・軽量・低コストで水素を燃料とする単気筒ピストンエンジンを開発し、電動化時代の新たな給電の形として注目を集めている。日本からはTPRのほか武蔵精密工業も同社に出資する。