●世界市場におけるサービス展開力を強化する狙い
●NTTデータはBSTと数年前から提携関係
NTTデータは4日、独子会社を通じてブルガリアのSAPサービスプロバイダ、ビジネスサービシズ・アンド・テクノロジーズ(BST)の過半数株を買収すると発表した。「グローバルで質の伴う成長」を目指す中期経営計画に沿うもので、世界市場におけるサービス展開力を強化する狙い。取引額などの詳細は明らかにされていない。
NTTデータによると、BSTは2012年にソフィアを拠点として設立された。SAPベースのデジタル化に特化し、業務・導入コンサルティングやマネージドサービスを提供している。NTTデータは同社と数年前から提携関係にあり、そのサービスを柔軟性・質ともに高く評価している。