独系機械大手リープヘル、ブルガリアで3つ目の工場が開所

●東欧を中心にコンクリートミキサーを年500基出荷する計画

●同国では他に冷凍・冷蔵庫工場と鉄道空調システム工場を操業

スイスに本社を置くドイツ系の機械大手リープヘルがブルガリアのプロヴディフで1日、コンクリートミキサー工場を正式に開所した。東欧地域を中心に、年500基を出荷する計画だ。すでに部品・半組立品を製造している。

新工場はプロヴディフの工業団地「トラキア経済ゾーン」に1,700万ユーロをかけて整備された。工期は2年。設備の一部はドイツから移転した。

敷地面積は3万7,000平方メートルで、工場・倉庫など建物の面積は1万2,000平方メートル強ある。グループのコンクリート設備事業に属するリープヘル・コンクリートテクノロジー・マリツァが運営する。従業員数は120人。

リープヘルはブルガリアで20年以上にわたって事業を展開し、2,500人強を雇用する。プロヴディフ郊外のラディノヴォで冷凍庫・冷蔵庫工場と、鉄道車両用空調システム工場を操業する。

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