●4月末の基本合意に基づく措置
●ロシア事業関連の減価償却額は約3億米ドルに上る見通し
仏電機大手のシュナイダー・エレクトリックは4日、ロシア事業を現地経営陣へ売却する契約に調印したと発表した。4月末の基本合意に基づくもの。取引額は明らかにされていない。
ロシア事業関連の減価償却額は約3億米ドルに上る見通しだ。また、為替換算調整勘定戻入金として1,700万ユーロを見込むが、確定するのは売却手続き完了時となる。
シュナイダーによると、昨年のグループ売上高に占めるロシアの割合は2%。ロシア及びベラルーシの従業員数は3,500人だった。