●ポーランドの登録数は127万9,600社
●スタートアップの増加率ではクロアチアが89.3%で最も高い
小売店などの自営業者を主な顧客とするカード決済企業ペイメントセンス(英国)が、欧州30カ国の国別スタートアップ企業数を調べたところ、東欧ではポーランドが最も多いことがわかった。全体でも5位につけ、ドイツを上回っている。
2015年から19年までのスタートアップ企業登録数をみると、ポーランドが127万9,600社で東欧トップ。これにチェコ(46万4,800社)、ルーマニア(40万2,400社)、ハンガリー(34万4,800社)、スロバキア(29万6,000社)が続いた。
スタートアップ企業数の増加率ではクロアチアが89.3%で最も高かった。2位はハンガリー(39.75%)、3位はリトアニア(24.4%)だった。
起業後5年間の事業継続率(サバイバル率)の都市別ランキングでは、スロバキアのブラチスラバが55.1%で最も高かった。クロアチアのザグレブは2位(52.6%)、ルーマニアのブカレストは3位(51.8%)だった。
欧州全体でスタートアップ企業が最も多いのはフランス(200万100社)、増加率ではマルタが1位(95.1%)だった。マルタはサバイバル率でも首都バレッタがトップを占めた(78.7%)。